株式会社オリエンタルランドは2024年7月9日に、日本を拠点とするディズニークルーズの展開を決定し、ディズニー・エンタプライゼズ・インクとのライセンス契約を締結しました。これは、日本でのクルーズ事業の成長見込みと、オリエンタルランドがこれまで培ってきたテーマパークやホテル運営のノウハウ、ディズニー社との強固な信頼関係を活かしたものです。
ディズニークルーズの魅力と特徴
ディズニークルーズは1998年にアメリカで初めて運航を開始し、現在5隻が運航中で、更に3隻の増設が予定されています。シンガポールでも新たな就航が計画されている中、日本でも2028年度に新たなクルーズが始まる予定です。ディズニークルーズは、船上でディズニーの様々なコンテンツを体感できる特別な空間を提供し、乗客はバラエティ豊かな食事、ホスピタリティ溢れるサービス、そして素晴らしいエンターテイメントを楽しむことができます。料金はオールインクルーシブで、客室、キャラクターとの交流、様々なダイニングオプション、プールやレクリエーションが含まれています。
事業計画と投資
2025年度から造船を開始し、総投資額は約3,300億円を見込んでいます。ディズニークルーズは、東京ディズニーリゾートで提供しているような非日常の体験を船旅でも提供し、新たな体験価値を創出することを目指しています。オリエンタルランドは、「ファミリーエンターテイメントクルーズ」として、新しい形での幸せをゲストに提供し続けることを約束しています。
今後の展望
2028年度の就航を目指し、オリエンタルランドはクルーズ事業を推進していきます。連結業績への影響などの重要事項が生じた際は速やかに情報を開示する予定です。東京ディズニーリゾートでの成功を基に、海の上でもディズニーならではの非日常体験を提供する新たな一歩を踏み出すオリエンタルランドに、期待が高まります。
これにより、日本のクルーズ市場においても、ディズニーの魔法が多くの人々に感動と喜びを届けることでしょう。
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